革命 第2章~第3章
第二章「師の志記記せし獅子達」
九州を解放して次なる土地の中国地方へ。
まずビックリだったのが九州で頑張って集めた仲間は付いて来てくれない。
また主人公・しの・ふうかだけの3人に逆戻り。
各都道府県に1人以上仲間ができる関係上、連れていったら収集とかないせいだとは分かりますが…普通に残念だなっと。
山口県に「政府に革命運動を起こそうとしている先生がいる」
同じ志を持って、同じ霊力が高い女の子を集めている人がいるからそこを訪ねて欲しい、と九州の子に言われてそこを目指します。
萩の松林館…
あれですかね、元ネタは松下村塾ですかね。
その先生は時田松林(ときだしょうりん)というイケメン。
女の子達は松林先生の事、めちゃくちゃ尊敬してるらしい事が言葉から分かります。
尊敬されてるのはともかく…霊力の高い女の子集めてる男って凄く怪しくないですか…?そもそも…尊敬する前以前によく松林の所に来たよね。
その集まった女の子達は
・ロックシンガー
・看護師
・巫女
・ファッションデザイナー
・なんか桃太郎みたいな剣士とそのお供3人
と、見事に共通点なさそうなバラバラ個性の子達で出身地も当然バラバラ。10代の女の子が県外の塾に気軽に通えるかっていうとさ…イケメンだから許されてるのか何なのか。
とにかく弟子の子達からは物凄い信頼を得てる人。
松林館についたら降鬼ではなく、何か機械の敵が出て来てさらに
霊子甲冑が出て来てしまう。
霊子水晶がないのに…というかなんで一般人が霊子甲冑持ってるんだよ!!!
一応松林先生は霊子甲冑を研究してたとか、そんな人物らしいんですが…結果として咲良なでしことも面識のある人物なので華撃団と何か関わりのある人物だったのかもしれないので持ってるのは不思議じゃない…のか?
でも霊子甲冑何体も整備維持するのって普通に大変じゃん…
こんなさびれたどう見ても文系の建物(どう見ても機械整備には向いてない)で…
霊子水晶がないのに動いてるのは「搭乗者の霊力で稼働する独自の蒸気システム」 を松林が開発したかららしいんですけど、ご都合主義な感じが凄い。
頭とかさらけ出してるし、私にはどう見ても退化系にしか見えないですが。
松林先生はもう死亡していて、
しかも弟である中国提督の梅林(バイリン)に殺されたという話。
バイリンて凄い名前だな…兄が松だから梅なんでしょうが。弟子の女の子達はバラバラになってしまって、その子達を1人1人たずねて仲間にしていくのが第二章の大まかな流れ。
松林先生の弟子の1人の巫女のはつかちゃんがバイリンについていってしまって協力してしまってるというので事情を聞きに…助けに?も行く。
なにこれギャグ?
砂丘化する理由が全部を砂丘化すれば人が沢山観光に来る→霊力一杯吸い上げられるというよく分からない理由です。砂丘化するリスクと労力に釣り合わなくない?人を集めたいならもっと簡単な方法あるやろ絶対。
って素晴らしく中二病臭い…というかひと昔のセンスな感じが凄い。
安直なご当地の観光案内…って四八(仮)かな?(感想)
*ただし霊子ドレスを開発しまくる金はある。
松林の弟子の1人の開催するファッションショー、そのショウにに今回の敵になるB.L.A.C.K.の子も出演。石匠クレアと一目ミヤビ。どうでも良いけど「一目」の読みが「はなみ」って読めない。ミヤビの声優さんは川澄綾子さんて無駄に豪華。
ファッションショーの様子が描写されるのに服は一切見せてくれないという。
顔のドアップで誤魔化して終了。
3Dモデルに新しい服作るの面倒だったんだろうな…一枚絵でも出せば解決するのに。絵師に以来するその手間すらダメだったんですか?
そうだねライブじゃないよね(棒)
でもなつみとの歌勝負は結構好きです。良かったです。歌がうたえないのに勝負を快諾するしのと、その心意気に打たれたなつみは素直に良いなーと思いながら見れました。
そこら辺で歌ってたりしたら機兵とかが違反です!って襲いに来るような世界なのか…恐ろしい。そこまでなのに九州の舞台の時に無事だったのはどうして…提督倒してたとしても一般市民通報する人はするでしょとやはり思うので。
巫女のはつかちゃん、初めてサクラ革命のキャラで可愛いと思えました。
ありのさん(上画像右から2番目)とかも結構良いキャラだなと思いますし、
中国キャラは割と良いキャラ多いかなと。初めに九州じゃなくてこっちだったら世間の革命評判ももうちょっと…中国キャラのデザインした人をメインに持って来たらまだ良かった気がします。
でもありのさんがまた泣きボクロキャラ。
あせびちゃんが泣きボクロキャラってすでにいるのに、さらなる泣きボクロキャラ(しかも位置同じ)ってレッドサクラの神崎すみれと被ってるだけじゃなく革命内でも被らせてくるとは…肩のホクロだけでよくない?それかせめて反対の目に…
声優が福山潤さんで凄いビビった中国提督バイリン。やっぱりイケメン。
えっ普通に恰好良い男キャラが出て来た…(困惑)
なんならメインの女の子達より良くないですか?
しかも声が福山潤さんだし。
口悪い弟キャラの福山潤って…既視感凄い。
第1章からでしたが、敵のキャラは3Dモデルじゃなく2D絵。
味方ユニットじゃないから作る必要ないとはいえ、3Dと2Dが会話しているのは最高に違和感です。レッドサクラ大戦も「3」から2Dと3Dの融合って凄い違和感のない綺麗なムービーとか作ってましたが、この3Dと2Dは違和感でしかない。
中つ国って日本神話のアレだっていうのは分かってますが、中国地方だから中つ国って…安直すぎぃ?!でもベリアルとか思い切り西洋風なネーミングよりかは、やっと日本らしいワードが出て来た…
はつかを説得して華撃団に引き入れ、終盤で実はまだ松林は生きていて、降鬼された姿で登場→霊子ドレスで払って人間に戻すという流れに。
松林の立ち絵はこの画像の1種類だけでゴリ押しして爆笑しました。
どれだけ低コスト…
人間に戻す事には成功するが、結局松林はサマエルという政府の役人にトドメを刺されて死亡。バイリンは吉良とは関係なく1人で暴走していたがゆえ。
また申し訳程度に松林とバイリンどっちをかばうかで時限選択肢が発生しますが正しい選択肢選ぶまで無限ループ。意味のない選択肢やめて。
松林が結局死亡してしまうの見ての感想が「ああ…犠牲出しちゃった」でした。レッドサクラの華撃団は何がなんでも犠牲出さないマンの集団でしたし。
松林さん埋葬して勝利のポーズ
この絵師さんだと、しのちゃんそこまで芋っぽくないな…絵師の問題大きいなって思いました。メインに据える絵師のチョイスのセンスも革命スタッフちょっと…
2章の演目は、なんとも現代らしい演目に。
クラブスポ根もの。これは個人的には普通に、というかかなり好きな部類でした。
せっかく2000年代を舞台にしてるんですし、
レッドサクラ大戦ではやりたくても出来なかった演目。
第三章「四国志」
さあ問題の第三章。
やはり中国地方の女の子達は地元に残ってその土地を守るのでまたもやしのとふうかと司令の3人に逆戻り。女の子達を掘り下げて欲しいんですが…
開幕これですよ
三国志のパロディネタ。
いやさ、2章の演目にも「スパイクが打ちたいです」とかスラムダンクのパロ入れたりのたま~にパロはありましたけど3章はストーリー全部が三国志パロディ。
三国志パロディをやりたいがために、
2000年代の四国の街並みは古代中国風という土地の敬意??なにそれ美味しいの?状態
今までも土地への敬意あんま感じられてませんでしたが。
ご当地ネタ扱うならもうちょっと慎重にして欲しい。
四国の県が対立していて、それをまとめるんですが
各県の代表が若い女の子。
まあそれが四国の仲間になる子達なんですけど、普通に考えて有り得ないですよね。政治的なものの代表が10代そこらの人生経験ほとんどない女の子です。
しかもそのラインナップが
・チアガール
・ポールダンサー
・ヤンキー
・ギャンブラー
って政治とはかけ離れた子達。
しかもチアガールの子は太眉ボブとメインヒロインのしのと容姿被りまくり。
四国志が配信される直前の生放送で出演者達も似てるって言われてた。
泣きボクロの位置が全くいっしょのあせびとありのといい…
さすがにもう少し差別化して欲しい。
ポールダンサーは見た目がどう見てもレッドサクラ大戦のマリア・タチバナ。
地元の泡踊りと合わせた泡ポールダンス使いってなんだそれ…
泡踊りに対して失礼では…
ギャンブラーののあさんはギャンブルで借金があるような人なのに県代表。
女の子達が県代表になっているは三国志のパロをするためなんだろうなと察せますが、そこまでして三国志パロしたいですか?
有名な三国志の「桃園の誓い」を桃→名産品の蜜柑にしてパロるシーンも。
ギャグっていうか寒い。
四国統一で名産統一とか意味分からない。
各県のリーダー4人娘の副官達のデザインがまた三国志パロ。
乾いた笑いしか出ない。
これが政府公認公務員
バイリン以外の敵キャラ完全に悪役面。
いや、確かにプレイヤーから見たら敵なんですけど…
県知事みたいな存在だと思われる提督がこんなデザインってどう考えてもおかしいよね
そして無駄に声優が豪華な敵(ベルフェゴール役・茶風林さん)
ご都合主義すぎないか…と思ったのがコレ
敵を倒したら建物が崩れる(お約束)のドサクサに紛れて必要なものいつの間にか持って来ちゃいました、っていう。
この神器は日本を奪還するための重要アイテム(この神器を集めるためにそもそもテロリストとして日本を旅をしている)なんですが、その神機の所在確認しないまま戦闘をし、場所が崩れる!!と急いで脱出する間際に「もらってきちゃった」の一言で片付けました。
せめて脱出時に神器を確保する描写作ってくれれば…
脱出してから神器は?!→もらってきちゃいましただけで済ましました。
崩れる!神器確保して出よう!ってした方が自然ですよね…?
第3章の登場BLACK、気分テンカ(けぶらい てんか)
個人的にBLACKの中で1番ダサイデザインだと思ってます。
何このミンキーモモみたいな髪型(いや私ミンキーモモ好きですよ)
そして「ヨロピィース」って何。なにその言動。
2000年代の若い女の子が「げろげろ~」ってオイ。
いくらなんでもセンス古すぎませんか……1980年代の流行語ですよね?
「太正」100年だから史実より流行が起こるのが遅いのか…?
にしたってセンスのあるセリフ運びだとは全く思えません。
プロローグで一般人の服のセンスおい!!!って思いましたが、
作画の人だけでなくセリフ考える人のセンスもですか…
ラストで今までの仲間が助けに来るやつ、よくあるじゃないですか。
サクラ革命はそれを第3章でやりました。
え…これ、最初から予定してたシナリオなんでしょうか。
いくらなんでもこの展開持ってくるの早すぎでは?
助けに来てくれるのって大抵感動するんですが、わずか3章でそれをやられた事と、九州と中国からよくこんなタイミング良くかけつけて来たなっていう違和感で感動も何もなかった…
第3章の演目。
って、え?あれ?
西遊記じゃなくてオリジナル劇???
2章の次回予告に出たこの画像は一体なんだったんだ…曲自体はまあ相変わらず良い曲だなと思いましたが、演目西遊記だとばかり思ってたのでズコーってなっただけで。
音楽の田中公平先生が第3章公開から1日もたってないのにTwitterで「大人な曲でしょ」って曲のネタバレかましてたのに驚いたりもしました。全く知らないでまっさらな状態で聴きたかった人も絶対いるでしょうし。
3章はサクラ革命の中で1番デキが悪い話(だと自分は思っている)
キャラデザも中国地方でおっなんだ結構見た目良い子いるじゃん?って持ち直したと思ったら四国で地味&微妙キャラ復活しちゃいましたし。ムラっけが凄い。